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お兄ちゃんといっしょ
第11章 第11章
「大好きだよ。妹なのに、お兄ちゃんのことが、大好き」
脱げた靴を、床に放り投げる。
ゴトン、と鈍い音が響く。
ひふみっくすが、
「おいおい、高い靴なんだよ、丁寧にして」
と引き攣った顔で笑ったけれど、構ってられない。
もう片方も同様の手順で脱がした。
靴下も爪先を引っ張って強引に脱がす。
はやく、早く息がしたい。
「お兄ちゃんに抱かれてるの想像して、おまんこ触ってるときが一番幸せだった」
この声は、私の声なのだろうか。
ズボンのチャックを指でつまんで引き下ろした。
ウエストに手をかける。
「いやらしい妹だから、お兄ちゃんは奈々のこと嫌いだよね」
何言ってるんだろう。わたし。
「でも、好きなの。ゆうべお兄ちゃんが奈々のことぶったとき、ショックだったけど、でも、おまんこはべっとべとだったんだよ」
誰に、なにを、言ってるんだろう。
ズボンを強引に脱がそうとすると、ひふみっくすは尻を浮かして私を手伝った。
見れば、さっきまでとは違う、ギラついた瞳で私を凝視している。
「…このみちゃん、もしかしてほんとは、奈々って名前なの?」
黙って頷くと、ひふみっくすは「マジか。奈々…なな…」と、噛み締めるように私の名前を呼んで、じっとり笑った。
「うん。奈々のが、君のすけべそうな顔にしっくりくるよ」
って。
脱げた靴を、床に放り投げる。
ゴトン、と鈍い音が響く。
ひふみっくすが、
「おいおい、高い靴なんだよ、丁寧にして」
と引き攣った顔で笑ったけれど、構ってられない。
もう片方も同様の手順で脱がした。
靴下も爪先を引っ張って強引に脱がす。
はやく、早く息がしたい。
「お兄ちゃんに抱かれてるの想像して、おまんこ触ってるときが一番幸せだった」
この声は、私の声なのだろうか。
ズボンのチャックを指でつまんで引き下ろした。
ウエストに手をかける。
「いやらしい妹だから、お兄ちゃんは奈々のこと嫌いだよね」
何言ってるんだろう。わたし。
「でも、好きなの。ゆうべお兄ちゃんが奈々のことぶったとき、ショックだったけど、でも、おまんこはべっとべとだったんだよ」
誰に、なにを、言ってるんだろう。
ズボンを強引に脱がそうとすると、ひふみっくすは尻を浮かして私を手伝った。
見れば、さっきまでとは違う、ギラついた瞳で私を凝視している。
「…このみちゃん、もしかしてほんとは、奈々って名前なの?」
黙って頷くと、ひふみっくすは「マジか。奈々…なな…」と、噛み締めるように私の名前を呼んで、じっとり笑った。
「うん。奈々のが、君のすけべそうな顔にしっくりくるよ」
って。