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お兄ちゃんといっしょ
第11章 第11章
短い息が小刻みに連続しだす。
やばい。
苦しくなってきた。
全身にじっとり汗が滲む。
苦しい。
ほんとにやばい。
「脱がす前からはぁはぁしちゃって。そんなにお兄ちゃんのこと好きなんだぁ」
…好き?
ひふみっくすのいやらしい笑顔。
お兄ちゃんのことが、好き?
「そう…。だい、好き、だよ」
はぁ、はぁ、短い呼吸音の中に、私の声が聞こえた。
ベッドが軋む。
ひふみっくすの革靴を掴んで、踵を脱がしている自分がいる。
息が苦しい。
楽になりたい。
やばい。
苦しくなってきた。
全身にじっとり汗が滲む。
苦しい。
ほんとにやばい。
「脱がす前からはぁはぁしちゃって。そんなにお兄ちゃんのこと好きなんだぁ」
…好き?
ひふみっくすのいやらしい笑顔。
お兄ちゃんのことが、好き?
「そう…。だい、好き、だよ」
はぁ、はぁ、短い呼吸音の中に、私の声が聞こえた。
ベッドが軋む。
ひふみっくすの革靴を掴んで、踵を脱がしている自分がいる。
息が苦しい。
楽になりたい。