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第14章 第14章

「…そこは、僕にお願いすべきなんじゃない？むしろ。
　もっと壊してほしいってさぁ…」



　男の関心が自分に向く、快感。
　キスしてほしい。
　どうしようもなく、男に、キスされたい。
　さっきの世界に戻りたい。
　自分でも分からない。
　
　あぁ、この感覚は、モエと万引きしてたときに似てる。
　ドキドキするスリルを味わうときの、息遣いのかんじ…
　悪さをしてるときとおんなじ…



「…言わなくても知ってると思ってた」



　誠太郎の視線が私の身体を焦がす。
　…やりてぇって。
　満身創痍のはずのおまんこが、ぐずりだす。
　私は一体、どうなってしまったんだろう。