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お兄ちゃんといっしょ
第15章 第15章
よく分からないまま、内診も受けた。
裂傷はさほど酷くない、縫うほどじゃない、と男性医師の声が聞こえた。
もう二度とお兄ちゃん以外の男性におまんこを見せたくなかったのに。
そう思ったら急に涙が出た。
仕方がないことなのに、次々に涙が溢れて、どうしても止まらなくて、小さい子供みたいに泣いた。
若い看護師さんが、2人がかりで内診台から私を下ろしてくれて、私を抱きしめてくれた。
看護師さんの身体は柔らかかった。
お兄ちゃんが一度は結婚を考えたというあの定食屋のお姉さんの身体も、こんなふうに柔らかかったのかな。
…毎晩柔らかい身体に擦り寄って、さっき私にしたみたいに、甘えるようなセックスをしていたのかな。
考えると、もう、何が悲しくて泣いているのか分からなかった。
裂傷はさほど酷くない、縫うほどじゃない、と男性医師の声が聞こえた。
もう二度とお兄ちゃん以外の男性におまんこを見せたくなかったのに。
そう思ったら急に涙が出た。
仕方がないことなのに、次々に涙が溢れて、どうしても止まらなくて、小さい子供みたいに泣いた。
若い看護師さんが、2人がかりで内診台から私を下ろしてくれて、私を抱きしめてくれた。
看護師さんの身体は柔らかかった。
お兄ちゃんが一度は結婚を考えたというあの定食屋のお姉さんの身体も、こんなふうに柔らかかったのかな。
…毎晩柔らかい身体に擦り寄って、さっき私にしたみたいに、甘えるようなセックスをしていたのかな。
考えると、もう、何が悲しくて泣いているのか分からなかった。