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お兄ちゃんといっしょ
第20章 第20章
遥輝の腕はお兄ちゃんの肌よりカサカサのゴワゴワだった。
日焼けして真っ黒だからなのかも知れない。
「…俺は何人目なの?」
柄にもなく、遥輝はそんなことを私に尋ねた。
手を伸ばし遥輝の肩に触れる。
「キスしたのなら4人目で…エッチしてたとしたら…3人目」
筋肉がごつごつとたっぷりついた肩は分厚くて、汗ばんだ首は太かった。
首筋に腕を回すと、遥輝がキスをしてきた。
さっきみたいな気のないキスじゃなくて、
永翔の前でしたような、粘りつくようなキスだ。
…この男子高校生は、どんな気持ちで42歳のおばさんにこのキスをしているんだろう。
「…これ以上したら俺、最後の最後で我慢させられんのキビシイな」
ある瞬間、遥輝は唇を離してそう言った。
日焼けして真っ黒だからなのかも知れない。
「…俺は何人目なの?」
柄にもなく、遥輝はそんなことを私に尋ねた。
手を伸ばし遥輝の肩に触れる。
「キスしたのなら4人目で…エッチしてたとしたら…3人目」
筋肉がごつごつとたっぷりついた肩は分厚くて、汗ばんだ首は太かった。
首筋に腕を回すと、遥輝がキスをしてきた。
さっきみたいな気のないキスじゃなくて、
永翔の前でしたような、粘りつくようなキスだ。
…この男子高校生は、どんな気持ちで42歳のおばさんにこのキスをしているんだろう。
「…これ以上したら俺、最後の最後で我慢させられんのキビシイな」
ある瞬間、遥輝は唇を離してそう言った。