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お兄ちゃんといっしょ
第27章 第27章
虚しい気持ちになった。
泣いてしまいたい。
私はなんなんだろう。
昼間、カラオケで遥輝に抱かれたときは、幸せな気持ちでいっぱいだった。
なのに、今は悲しくて仕方ない。
自分の人生を失いたくないから、遥輝はお兄ちゃんの目の前で、その妹の私を抱くというのか。
愛し合っているわけでない男とセックスすることがどういうことなのか、私には初めて分かった気がした。
ひふみっくすのときに本当はすでに気付いていたけど。
永翔と遥輝に買われた時に再確認して。
やっと腑に落ちた。
愛し合っているわけでない男とセックスするというのは、自分がどれだけ相手にとってどうでもいい存在なのか、確認することなんだ。
泣いてしまいたい。
私はなんなんだろう。
昼間、カラオケで遥輝に抱かれたときは、幸せな気持ちでいっぱいだった。
なのに、今は悲しくて仕方ない。
自分の人生を失いたくないから、遥輝はお兄ちゃんの目の前で、その妹の私を抱くというのか。
愛し合っているわけでない男とセックスすることがどういうことなのか、私には初めて分かった気がした。
ひふみっくすのときに本当はすでに気付いていたけど。
永翔と遥輝に買われた時に再確認して。
やっと腑に落ちた。
愛し合っているわけでない男とセックスするというのは、自分がどれだけ相手にとってどうでもいい存在なのか、確認することなんだ。