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お兄ちゃんといっしょ
第27章 第27章
 ため息が聞こえた。

 お兄ちゃんは、まるでテレビでも見るかのように体制を変え横になり、片肘ついて、つまらなさそうな顔で遥輝を見つめている。


「そろそろ3分になるけど?」


 遥輝はたぶん、半ばヤケクソだったんだと思う。


 でなければ、この状況下で、今更こんなことを言おうとは思わなかっただろう。







「うちの親…一応、警察官なんですよ」








 なんて、そんなことは、絶対に。







 

 
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