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お兄ちゃんといっしょ
第4章 第4章
 あの時お兄ちゃんは肩を震わせて笑いながら、

「かわいいやつ」

 と私に言った。
 お腹の奥がきーんと甘く痺れて、おまんこがもっとムズムズした。


 ストリップ気分を味わっていた私だけど、あの時、ショーツを脱ぐことだけはスムーズに出来なかった。

 4年生のときから陰毛が生えてきていた私は、あの時すでにほとんど生えそろっていて、陰毛をお兄ちゃんに見られるのが恥ずかしかったのだ。

 それを察したのか、お兄ちゃんはニヤニヤ笑って「はやく脱いで風呂入って来いよ」と意地悪を言った。

 ストリップ気分は終わりだった。
 陰毛だけは、見られる快感より羞恥心のほうが勝っていた。


 お兄ちゃんに背を向け、決死の思いでショーツから片足ずつ足を抜き、陰毛を見られないよう急いで浴室に飛び込んだ。

 入浴を終え恐る恐るドアを開けると、すでに部屋は真っ暗になっていた。
 暗闇の中から、お兄ちゃんの寝息が聞こえてた。


 お兄ちゃんの目の前でストリップした衣服はそのまま散らばっていたのに、一番最後に床に脱ぎ捨てたはずのショーツだけは、洗濯かごの中に入っていた。


 あの晩私は、寝ているお兄ちゃんの横で、オナニーしたんだ。


 私がお風呂に入っているスキに、こっそり私のショーツの匂いをかいでるお兄ちゃんの姿を想像しながら…

 そして、お兄ちゃんの勃起したモノをおまんこに無理矢理捩じ込まれて、泣きながらお兄ちゃんに抱かれてる自分を、想像しながら。

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