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お兄ちゃんといっしょ
第5章 第5章
 おばあちゃんの家を出ると決めたのは、お兄ちゃんが会いに来てくれた週の土曜日の晩だった。

 日曜なら助かると言ったお兄ちゃんの意向に沿うつもりだった。

 おばあちゃんにはなにも言わなかった。
 別れの挨拶もせず、夜更けにこっそり家を出た。
 思えば、荷物すら用意しなかった。

 結果的にそれでよかったんだと、今は思えるんだけど。



 終電に乗り、お兄ちゃんの働く市場の最寄り駅に向かった。
 市場の近くのコンビニの垣根に小さく丸まって座り、時間になるのをひたすら待った。



 
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