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お兄ちゃんといっしょ
第6章 第6章
 今朝、嗜好品に酔ったお兄ちゃんが大胆な行動をとったことへのお返しのように、私もお兄ちゃんに対し大胆な行動をとる。


 おまんこから溢れ出した粘り気のある液体が、尻を伝って落ち、ショーツの後ろ側までぐっしょり濡れちゃってるのが自分でも分かる。


 そっ…と、お兄ちゃんのボクサーブリーフに手を伸ばす。
 恐る恐る、前側の膨らみを指先でつん、と刺激してみる。
 爪に柔らかい感触が響く。


 …勃ってない。


 熟睡してるんたから当たり前かも知れない。
 けれど、私の身体がむずがって仕方がない。


 …私をこんなに大胆にさせたのは、今朝のお兄ちゃんのせい。
 お兄ちゃんがあんなふうに私を刺激しなきゃ、私だってこんなことしなかったんだよ。
 お兄ちゃんが悪いんだから…。


 緊張が高まり、耳の中に鼓動が聴こえる。
 無意識に生唾を飲み込む。


 意を決し、私は手のひらを伸ばした。

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