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お兄ちゃんといっしょ
第7章 第7章
 ゆうべ。
 私の行為を「やめようや」と制止すると、私を上に乗せたままお兄ちゃんは上半身を起こした。
 そして、下着越しに性器を…反応したおちんこを私のおまんこにくっつけたまま、言った。
 暗がりにお兄ちゃんの入れ墨が不気味にぼんやり浮かんで見えた。


「ガキは早く寝るのが仕事だろ」


 そう言いながら、お兄ちゃんは私のノーブラの乳首を指の腹で優しく擦った。
 突然のことに息が止まっていた私は、途端に呼吸の仕方を思い出した。
 止まっていた息が口から漏れ、同時に、痺れるような快感が全身に広がって、思わず背中を反らした。


 その背中をお兄ちゃんが捉えて。
 私の首元にお兄ちゃんはキスをした。
 髭が首筋に触れ、皮膚に甘く響いた。


「おままごとにしちゃリアルすぎるよ、
 このあそび」


 お兄ちゃんは太い腕で私をキリキリと締め上げるように、分厚い胸板に私を抱き寄せた。
 お兄ちゃんの息遣いが耳の中に響いた。


 荒くて熱い、今までに聞いたことのない、お兄ちゃんの息遣い。
 皮膚の下から響く、力強い胸の鼓動。


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