この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
囚われの城
第9章 変化する気持ち


マンションに着くと、本当に龍は留守だ。

テーブルの上にはラップをかけた夜ご飯と【おかえり。今日は帰りが遅くなります】と龍の字で書き置きが残されていた。


「ところで、屋敷を出てから誰かと性行為は経験しましたか?」

「…なっ!」

「おや、何を恥ずかしがるのですか、今更。龍に抱かれましたか?」

「…いえ」


うつむいて言葉を濁す瑠菜を、日向は壁に叩きつけた。

いきなり強く壁に押し付けられ、瑠菜は恐怖と驚きで声が出なかった。


「処女を失ってまだ10日しか経たないというのに、もう覚えたのですね」


日向はまた、冷たい笑みを浮かべた。


「日向さんにみっちり仕込まれましたからね」


瑠菜は震える声を抑え、精一杯強がってみせた。

それを見て、日向は大きな手で瑠菜の頬を掴んだ。


「随分おエラくなったもんだ…」

「…日向さんほどではありません」


どうしてこんな言葉を吐いたかわからない。

次の言葉を探すより先に、日向は瑠菜の唇を奪った。

後ろは壁。

逃げることができない。


日向の舌が瑠菜の口内を犯す。

手は、制服のブラウスを大きく捲り上げて、背中のブラのホックを起用に外した。


「実は先日、仕上げを忘れていまして。龍が帰ってくるまでまだ時間がありますね」

「んっ…!」


「生意気な口を聞く悪いコには、お仕置きが必要です」



/138ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ