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囚われの城
第5章 おもてなし
瑠菜は黎明の後ろに付き、キッチンでお茶の用意をした。
黎明はソファにもたれ掛かり、大きなため息をついた。
「お茶です」
「おう、ありがと」
ーー〝ありがと〟
黎明が言ったその言葉は、屋敷に来て初めて耳にしたような気がする。
瑠菜は熱いお茶をすする黎明を、そっと見つめていた。
「あんだよ」
「え、いえ」
黎明が瑠菜の腕を掴んで引き寄せる。
とっさのことに、瑠菜は持っていたお盆を落とした。
黎明は引き寄せた瑠菜のパンツに手を伸ばす。
「処女なんだろ?」
「はっはい……」
「あいつらを見て濡れたんだ?」
「……っ!」
瑠菜のパンツはうっすら湿っていた。
黎明は薄く笑い、瑠菜の足をさらに開かせる。
食い込んだパンツ一枚が、未熟な女性器をギリギリで隠している。
瑠菜は主である黎明にこのようなことをされるのが初めてだったので、耳まで真っ赤にした。
黎明は瑠菜の表情を見ながら、パンツの上をこする。
黎明は何人もの女を知る、その道のプロ。
すぐにポイントを掴み、膨らんだ部分を爪でひっかくように刺激する。
布を挟んで刺激されるのは、直接触れるのとはまた違った感覚だった。
瑠菜は体がビクつくのを抑えようとするが、その度に黎明は強い刺激を与えていく。
「へぇー……」
黎明は瑠菜の何かを確かめるように様子を伺う。
そして、パンツの横から指を滑り込ませる。
ぬるぬると熱い愛液を指に絡み付けながら、今度は直接蕾に触れた。
「……あっ」
「めっちゃ濡れてんじゃん」
黎明は短く笑い、瑠菜の目を見続ける。
蕾を触っていた指を、今度は穴の入り口に移動させる。
ヒダの形を確かめるようになぞると、中指をゆっくり入れていく。