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囚われの城
第7章 ―――ミカンの見た世界


『そろそろ飽きたし、終わりにしようか』

『……』

『最後に、マンコに入ってるろうそくに火を付けてやるよ』


背筋が凍った。

5本も刺さったろうそく。

さらに、火軸が皮膚に近い。

こんなところに火を付ければ、炎は膨らみ、火傷では済まないかもしれない。

白戸は躊躇なく、点火し始める。


『アンタは俺の相手しろよ』


火が近付いてくる恐怖。

目の前で白戸とユイさんが折り重なり、ユイさんの甘い喘ぎを漏らしているなんて、気にするどころではなかった。

ろうそく攻めをされた4人のうち、2人は失神した。

あたしともう一人は、発狂寸前で消火され、四六時中あそこがヒリヒリしていた。


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