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囚われの城
第8章 オンナ


すぐ背後に、男らしい胸板の温もりを感じる。

日向は大きな手で瑠菜の頭皮をマッサージするように洗ってあげ、シャワーを当てた。

ボディソープを手に取り、瑠菜の首を包む。

上下にさすりながら、ヌルヌルとしたその手で瑠菜の二の腕へと滑る。


『手をあげてください』

『……へ?』

『私が全て洗ってあげます。さぁ』


瑠菜は言われるがまま、バンザイした。

まとわりつくように日向の手が瑠菜の横腹へ滑り、片方の手は二の腕の内側から脇をなぞる。

ゾクゾクとした感覚に瑠菜の体がびくついた。

日向の手は瑠菜の上半身をマッサージするかのように動き回る。


『おや、どうしました?』

『い、いえ……』

『くくくっ……体が反応しているみたいですよ。まだ始まってもいないというのに』

『ふあっ……』


日向は背後から両手で瑠菜の小さな乳首を摘んだ。

電気が走ったような刺激に、思わず瑠菜の声が漏れる。


『脚を開いてください』

『……っ』

『龍や主にしているようにすればいいんですよ』


まるで蔑むかのように、耳元で日向の声が響く。

乳首への甘い刺激を受けながら、瑠菜はゆっくりと脚を開いた。

途端に日向の大きな手は、胸からするりと滑り瑠菜の内ももを撫でる。

その手は瑠菜を焦らすように、太ももや膝の裏を行ったり来たり撫で回した。


『ほう……かなり反応がいいですね。龍と主が大事に教育したおかげでしょうか』

『……あっ』


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