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囚われの城
第8章 オンナ


日向は起き上がり、ぐったりする瑠菜をベッドに横にする。

そして細い足を広げ、その間に入った。

ぼーっとする瑠菜を横目に、サイドボードのボトルをひとつ手に取り、逆さにする。

フローラルローズの香りが広がり、日向は手に取った液体を自分のモノに塗りたくった。

パックリと開いた瑠菜の花びらの間に、それをあてがう。


「これで瑠菜さんも、オンナですね」

「…?あっ…」


ゆっくりと日向は腰を沈めて行く。

熱いモノがゆっくり、瑠菜の内部へと入ってくる。

鈍い痛みがある。

それは少しずつ強い痛みに変わっていく。

めりめりと音がしそうな程の痛みがあり、日向を突き飛ばしたい気持ちになったが、瑠菜の力では日向はビクともしない。


「まだ半分も入っていませんよ」

「…くぅ」


こんなに痛いのに、どうしてみんな気持ちいいなんて思えるんだろう…

瑠菜は歯を食いしばって耐えた。

そしてやっと、日向のモノを全て受け入れることができた。


「瑠菜さんの中、すごい熱さです。溶けてしまいそうだ。それに締め付けがすごすぎて千切れそうだ」


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