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第6章 さすがにこれは・・・！

彼は手が触れないように
ハルの胸をなぞった。

１０分ほど経っただろうか。
胸全体の心地よさがいよいよ高まってきた頃
大津川がふとローターを離した。

続いていた振動源が急に離れ
寂しさを覚える。

だが明らかに彼の意図によるものなので
そんなことはおくびにも出さない。

「じゃ、そろそろ反対側もやらないとね」
言いながら彼はハルの右側へ移動した。
今度は左手にローターを持つ。

彼がハルのずれた衣服を正した。

勃っていた左胸のつぼみが強くこすれ
思わず変な声が漏れそうになった。

これも計算だとすればなかなかやるな
と、ハルは思った。

でも、今みたいに服を上下に動かしてこすれば
かなり気持ちよさそう……

――などと卑猥な想像をしているうちに
ローターが再び振動を始めた。