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優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり
「ねえ、今夜最後のお願い……
今夜だけでいいから……
このまま、ここでトウキくんと一緒に寝たい」
ハルの今晩最後のおねだりに
大津川は少し困ったような顔をしてから
布団を互いの身体にかけた。
「今日だけ、ね」
ハルは頬を染めながら彼の頬にキスをした。
「でも」
と、大津川は身体を起こして服を脱ぎ始めた。
トランクス一枚になると、ハルの身体の下に
脱いだ服を差し込んだ。
「シーツが濡れてるから、風邪引いちゃう。
っていうかタオル敷いてやるべきだったね」
「あ、うん。ありがと……」
あったかい……
ハルは大津川の胸に顔をうずめるようにして目を閉じた。
彼の手を、ぎゅっと両手で握りしめながら――。
今夜だけでいいから……
このまま、ここでトウキくんと一緒に寝たい」
ハルの今晩最後のおねだりに
大津川は少し困ったような顔をしてから
布団を互いの身体にかけた。
「今日だけ、ね」
ハルは頬を染めながら彼の頬にキスをした。
「でも」
と、大津川は身体を起こして服を脱ぎ始めた。
トランクス一枚になると、ハルの身体の下に
脱いだ服を差し込んだ。
「シーツが濡れてるから、風邪引いちゃう。
っていうかタオル敷いてやるべきだったね」
「あ、うん。ありがと……」
あったかい……
ハルは大津川の胸に顔をうずめるようにして目を閉じた。
彼の手を、ぎゅっと両手で握りしめながら――。