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優しいヒトに虐められてます。
第8章 下ネタしりとり
「平均よりやや高いってことは、ハルは
普通の人よりもエッチなことに多少興味がある
ちょいエロ女子大生ってことだね」

わざとスルーしたのに、向こうから触れてくる。
しかも、あえて淡々と言ってくるところにちょっとイラつく。

「ど、どうせ私はえっちですよ」
いっそ開き直っちゃった方が楽でしょ。
トウキくんの揶揄は今に始まったものじゃないし
ムキになれば喜ばせるだけ。

惜しむらくは、羞恥心から突っかからずに
すらっと言えたら完ぺきだったが。

「あはは。そういえばハルがえっちなことは
ハル自身が認めるところだったね」
彼はメガネを外して立ち上がると
いつもの寝台の方へ移動した。

「じゃあ、そんなちょいエロJDのハルさん。
ちょっとこっちへ来て僕と一緒に下ネタしりとり
しませんか?」
よくそこまで絶妙に嫌らしい言い方ができるなぁ……
ハルは感心しながら彼の元へ向かった。
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