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優しいヒトに虐められてます。
第8章 下ネタしりとり
「トウキくん……」
ハルが声をかけると、見られていることに気づいたのか
彼はとっさに手をピンと伸ばした。
――ハルの視線から顔を隠すように。

「……クスッ」
何だか子供みたいな反応。
ここで笑っているのがバレたら間違いなく機嫌を損ねるだろうから
一応気付かれないよう声は押さえる。

「えっと……つまり」
彼は手をピンと伸ばしたまま、確かめるように言う。
「いつもいつも僕に気持ちよくしてもらっているから
お礼も兼ねて、たまには君が僕を気持ちよくさせたいってこと?」

「そう!!」
自分がまとめられなかった言葉をまとめてくれて
まさに「その通り!」という感じだった。

「やっぱりやだ……? それとも恥ずかしい?」
「ぅぅ……」
曖昧な返事を返す大津川。

「あ! じゃあ、さっき私がしたのと同じ条件でもいいよ!
トウキくんが自由に私の身体を使ってオナニーする、みたいな。
お情けかもしれないけど一応私も三勝したんだし
これならフェアでしょ?」

まだ悩ましげに少し唸った後
「はぁ……わかったよ。じゃあそうしよう」

ハルはパッと顔を輝かせた。
「うんっ!」

ありがとう、とは言わない。
相手に折れてもらったとはいえ、一応ハルの方には
何でも言うことを聞いてもらう権利があるのだから。
その権利もお情けでいただいたものだが。
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