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優しいヒトに虐められてます。
第8章 下ネタしりとり
ハルは寝台の上でトウキと向かい合った。

こ、これからトウキくんが
私の身体でオナニーするんだ……

妄想癖が働き、ハルはあんなことやこんなことを想像して
ひとりでに興奮し始めた。
まだかまだかと目を輝かせて大津川を見つめる。

彼はそんなハルに、あきれと照れが混在し結果的に
ちょっといやらしくも感じられる視線を向けていた。
それを見てまたハルが興奮する。

トウキくんが私をいやらしい目で見てる!

「で、同じ条件でいいんだよね」
「あ、うん。そうだよ」

「じゃあこれ」
彼はそう言うと、すぽっとハルの頭から黒いものを被せた。
「え……これ、アイマスク?」

「そんな卑猥な視線を絶えず向けられてたら、さすがに……」
「さすがに興奮しちゃう?」

「えっ……いや、さすがにやりにくいから……」
「あ、そうなんだ……」
なんかちょっと引かれた……?
気がする……
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