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第3章 バイトの始まり

「あの…本当にしな…ひゃっ！」
不意にハルの身体に
ビリビリっと電流が流れた。

何、今の……？
「えっと……その……週に一回くらい……します」

気付けばハルは本当のことを答えていた。

え？
なに私言っちゃってるの！？

ふと一週間前のバングルの
宣誓機能のことを思い出した。

『宣誓。私はこのバングルの
データ収集に関連する指示に
必ず従います』

頭が理解すると、
急に全身が沸騰するように
熱くなった。

嘘だ……何これ……
最悪……もう本当に最悪……