この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
優しいヒトに虐められてます。
第9章 ここは猫カフェだから
しりとりをした翌日の午後、大学の講義を終えたハルは
珍しく自分から大津川に電話をかけていた。
というのも、ハルの家の最寄り駅近くに新しい
猫カフェがオープンし、開店記念として
いろいろな割引を行っているのだった。
その中の一つにカップル割引があり、男女のペアで行くと
50%割引されるらしい。
大津川があまりそういうのが好きじゃなさそうな印象もあって
ハルはほとんどダメ元で声をかけてみるつもりだった。
「あ、もしもし。トウキくん?」
「うん。珍しいね、ハルからなんて。どうかしたの?」
「あ、えっとね、うちの最寄り駅近くに新しい猫カフェが
オープンしたんだけど……」
「えっ、猫カフェ!?」
おおっ!?
び、びっくりした……意外な反応。
「あ、うん……」
「え、めっちゃ行きたい! 僕実は猫が大好きでさー。
連れてってくれたら……そうだなあ、帰りに何かおごるよ」
珍しく自分から大津川に電話をかけていた。
というのも、ハルの家の最寄り駅近くに新しい
猫カフェがオープンし、開店記念として
いろいろな割引を行っているのだった。
その中の一つにカップル割引があり、男女のペアで行くと
50%割引されるらしい。
大津川があまりそういうのが好きじゃなさそうな印象もあって
ハルはほとんどダメ元で声をかけてみるつもりだった。
「あ、もしもし。トウキくん?」
「うん。珍しいね、ハルからなんて。どうかしたの?」
「あ、えっとね、うちの最寄り駅近くに新しい猫カフェが
オープンしたんだけど……」
「えっ、猫カフェ!?」
おおっ!?
び、びっくりした……意外な反応。
「あ、うん……」
「え、めっちゃ行きたい! 僕実は猫が大好きでさー。
連れてってくれたら……そうだなあ、帰りに何かおごるよ」