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優しいヒトに虐められてます。
第9章 ここは猫カフェだから
クチャ、クチュ、ズチュ、チュプ……
『はぁっ、はぁっ、あぁんっ、んあぁっ……』
息も切れ切れのハルの喘ぎ。
もうかなりのところまで来ているのがわかる。

『もっと開いて』
『ゃぁ……』
『そうそう。ほら、思いきり気持ちよくなって』
『ふぁぅっ!! んはぁぁぁっ……!
やッ……あッ……んッ……』

クチュクチュクチュクチュ……
水音がだんだん加速していく。

「あぁぁぁっ!」
ハルの喘ぎ声がとろけるように震えた。
察するに、痛みは生じず
快感だけが増幅しているようだった。

『あっ、あっ、あっ、あっ
んっ、んっ、はぁっ、はぁっ』
水音のリズムと同調して聞こえてくるハルの喘ぎ。
声を出すというより、呼吸に際して
声が漏れ出てしまっているような感じだった。
――どんだけ気持ちいいの……っ!

『あっ……もうダメ……あンっ……イキそぅんッ……!』
『じゃああと一分耐えたらすっごく気持ちいことしてあげる。
逆に耐えられなかったら、お尻ぺんぺん100回ね』
お尻ぺんぺん!?
何この人めっちゃドS――っていうか変態じゃん!

『っ、や、やだぁっ! あぁんっ!』
ハルも声が全然イヤそうじゃないんですけど!?
ハルもドM――っていうか変態なのっ!?

『あぁっ! ダメっ! もうやめてぇっ!』
『まだ10秒しか経ってないじゃん。
そんなにお尻ぺんぺんされたいの?』
『違う……でも一分なんてムリ!
んぁっ! もう、もう――ッ!』

――ギシッ、ギシッ! ギシッ……
何かの軋む音が聞こえた。
水音が途絶える。

ハル、イッちゃったんだ……
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