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優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
みなの真ん中で達した女の子が
オシャレでとてもかわいかっただけに
偶然近くにいた男子たちには
人生屈指のオカズシーンになるだろう。

彼らが一足先にスッキリしていて
そのまま犯されなかったのが
不幸中の幸いか。

やがて女の子は理性を取り戻したように
真っ赤になって泣き出したが
すぐに友人たちが慰めに来た。

恥ずかしいことは恥ずかしいだろうが
乱れ具合はみんなだいたい
似たようなものだったので
トラウマにまではならなさそうだった。

〈いやぁー、思いのほか保ったね〉
インカムから監督の声が聞こえた。

(え……?)

〈自然と我慢できずにイッちゃうのを
待ってたんだよ〉

(ええー!? そんなぁ…
トウキくんみたいなこと、しないでよ…)

〈バッグの中にタオルあるから
アソコ拭いておいて。

もうじき秋リスのアキちゃんが
来るから、それまでは
恋人を想う感じで休んでて〉

(恋人を想う感じ、って……)

バッグからタオルを取り出し
パンツの中に差し入れ、軽く水気を拭った。

その後、マットの濡れていないところで
うずくまるように横になった。

(トウキくん……本物のトウキくんは
今どうしてるかな。
ごめんね、恋人じゃないのに。
でも、トウキくん以外、考えられないや)

火照った身体に
そよ風が心地よかった。
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