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優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
スクリーンに映る二人は
腰から下が茂みで隠れた。

「まずはパンツを脱がなきゃね」
さっそくアキがスカートをめくり
パンツを下ろそうとする。
「ちょちょちょ、ちょっと待って!」
マットを敷き直しながら止める。

スクリーンにはアキのパンツは
映らなかった。
しかし、動作がわかる上での
見えないことの卑猥さがよく表現されている。

「え!? 脱がずに使えるの!?」
「いや、脱がなきゃいけないけど…
でもいきなり挿れたら痛いから
まずは濡らさないと…」

「そっか…おつゆ出さないとね…」
「うん…」
二人が同時に自分のバッグから
電マを取り出す。

『あ……』
二人の声が重なった。

「…………」
「…………」

卑猥な玩具を所有していたことを
互いに明かしてしまった恥ずかしさ。
相手ももっていたとはいえ
笑い飛ばせる勇気などなく……

…………

深まる沈黙。

と――

ヴヴヴヴヴヴヴ……

不意に電マのスイッチを入れ
気まずい沈黙を先に破ったのは
アキの方だった。
「えいっ」

「きゃっ」
アキが太腿に電マを触れさせてくる。

「もうー!」
笑いながら、少女も電マのスイッチを入れ
アキの太腿にちょんちょんと当て始めた。
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