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優しいヒトに虐められてます。
第11章 笑い過ぎに注意
大津川が様子を窺うようにハルを見た。
「トウキくん、本当は私とエッチするのイヤ?」
「それはイヤじゃないってば」
「でも、乗り気にも見えない」
「ここまではっきり惨敗を喫したら、そりゃね……」

はぁ……

「はぁ……」
心の中でついた溜息は口からも続けて出てきた。
「トウキくん、お風呂入って」
「だからハルから先に――」
「勝ったのは私。私の言うこと聞いて」
少し強めの口調を意識した。

彼は驚いた様子で見つめてきた。
「えっ……それって……」
「どうせ乗り気じゃないならいいよ。
エッチはいいから、お風呂に入って。
私も一緒に入るから。それならいいでしょ」

大津川はモップを取り落とした。
「ハル……怒ってる?」
「怒ってない! ただ……ちょっと残念なだけ。
でも私のことが本当に好きなら
いつか必ず私とエッチしてね」

ハルはペタン、と床に足をついて
風呂場へ続くドアへ向かった。
「私、先に入ってるから、それ終わったら
絶対ちゃんと来てね」

これで来なかったら、今度こそ本気で怒るんだから。
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