この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
優しいヒトに虐められてます。
第12章 お風呂にて・・・
ハルの頭の横から両手が伸びてきた。
鏡の前の台にある容器の頭を
ポンポン、と数回プッシュする。
白い粘着質の液が彼の手のひらに溜まる。
彼はハルの目の前で白濁液を
軽く擦り合わせた。
ヌチャァ…ヌチャァ…ヌチャァ……
ぺちゃっ。
それをハルの頭に付けて
ワシャワシャし始める。
「うぅ~~おぉ~~」
「フッ、何その声。ターザンごっこ?」
「頭グラグラする。でも、気持ちいい……」
「それはどうも」
指先に適度な力を入れ、頭皮をマッサージするように
ワシャワシャしてくれる。
頭皮が引っ張られて前髪が後退したり戻ったり。
泡が入らないよう目を閉じていたが
彼が途中から髪で遊んでいたことには気付いていた。
せっかく夢見心地でいられたので黙っていた。
お風呂で自分で洗わず、人に頭を洗ってもらうのが
ここまで気持ちいいことだとは知らなかった。
幼少期に親に洗ってもらって以来だから
実に十数年ぶりに蘇った心地よさだ。
鏡の前の台にある容器の頭を
ポンポン、と数回プッシュする。
白い粘着質の液が彼の手のひらに溜まる。
彼はハルの目の前で白濁液を
軽く擦り合わせた。
ヌチャァ…ヌチャァ…ヌチャァ……
ぺちゃっ。
それをハルの頭に付けて
ワシャワシャし始める。
「うぅ~~おぉ~~」
「フッ、何その声。ターザンごっこ?」
「頭グラグラする。でも、気持ちいい……」
「それはどうも」
指先に適度な力を入れ、頭皮をマッサージするように
ワシャワシャしてくれる。
頭皮が引っ張られて前髪が後退したり戻ったり。
泡が入らないよう目を閉じていたが
彼が途中から髪で遊んでいたことには気付いていた。
せっかく夢見心地でいられたので黙っていた。
お風呂で自分で洗わず、人に頭を洗ってもらうのが
ここまで気持ちいいことだとは知らなかった。
幼少期に親に洗ってもらって以来だから
実に十数年ぶりに蘇った心地よさだ。