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優しいヒトに虐められてます。
第14章 初めての看病
「ね、ねえ、また結構汗掻いてたから
身体拭かないと」
「……また?」
布団の中からくぐもった声が返ってくる。
大津川が顔だけ出した。
「これ、ハルのパジャマ?」
「う、うん……イヤだった?
ごめん、それが一番トウキくんもマシかなって……」
「……ごめん」
「え?」
「……ハルのパジャマ着た状態で……あんな」
「あっ」
勃起してしまったことか、と気づく。
「い、いいよ別に。そ、それに男の子は
生理的に朝はそうなっちゃうんでしょ?」
「ん……」
「まあ、もう朝じゃないけど」
「ん?」
大津川がハルの傍の机のデジタル時計を見る。
先ほど正午を回ったところだ。
「ハル、大学は?」
「……」
「休んだの?」
「……私のせいで風邪引いちゃったのに
そんなこと言ってられるわけないでしょ」
身体拭かないと」
「……また?」
布団の中からくぐもった声が返ってくる。
大津川が顔だけ出した。
「これ、ハルのパジャマ?」
「う、うん……イヤだった?
ごめん、それが一番トウキくんもマシかなって……」
「……ごめん」
「え?」
「……ハルのパジャマ着た状態で……あんな」
「あっ」
勃起してしまったことか、と気づく。
「い、いいよ別に。そ、それに男の子は
生理的に朝はそうなっちゃうんでしょ?」
「ん……」
「まあ、もう朝じゃないけど」
「ん?」
大津川がハルの傍の机のデジタル時計を見る。
先ほど正午を回ったところだ。
「ハル、大学は?」
「……」
「休んだの?」
「……私のせいで風邪引いちゃったのに
そんなこと言ってられるわけないでしょ」