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優しいヒトに虐められてます。
第15章 彼のとっておき、そして・・・
マッサージを行う部屋は、ナホと共用の
大部屋らしかった。
仄暗い黄色い照明が、心を落ち着かせる。
二人組の客にはよりリラックスしてもらうために
間仕切りを挟んだ同じ部屋で行うことが多いという。

「では、ベッドの方を準備しておりますので
青山様もあちらの個室でお着替えを」
大部屋には同じ側の壁に二つ扉がついており
その片側からは人の気配がした。

芹沢は一人でベッドのセッティングをしているので
ナホがすでに個室に入っているらしい。
イケメンスタッフがセッティングをして待つベッドと扉が
それぞれ反対側に位置しているのも
トイレや着替えにおける配慮を感じさせた。

私が個室に入ると、気配を察したように
ナホが声をかけてきた。
「チーちゃん、来た?」
「うん、来たよ。同じ部屋でよかった。
ナホが一緒だと安心できる」

「うふふ。私は別に芹沢くんと二人っきりでも
よかったけどね」
「フフ。あんまり迷惑かけないようにね」
「わかってるよ。じゃ、私着替え終わったから行ってくるね」
「うん」
二回、ドアの開閉の振動がし、ナホが個室を出たのがわかった。
お待たせしました、とドアの向こうで
ナホの上ずった声が聞こえた。
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