この作品は18歳未満閲覧禁止です
優しいヒトに虐められてます。
第4章 始まる快楽と恥
ハルは寝台の端から足を下ろし
膝にソーサーを載せて
アツアツのコーヒーを啜った。
仄かな甘みと
痺れるような苦み。
身体が芯から温まる感覚があった。
「どう? これ結構いいやつなんだけど」
「おいしいです」
「まあブラックじゃないとわかんないよな~」
「ぐっ……」
わざわざ感想を言わせてから
言うところが最高に嫌らしい。
ハルがコーヒーを飲み終えるのを待ってから
大津川は言った。
「続きの計測はまだちょっと厳しい?」