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優しいヒトに虐められてます。
第15章 彼のとっておき、そして・・・
右側の胸が、大津川の静かでゆったりとしたキスで
温められていく。
彼のキスが次第に熱を帯び、より深いものになってくると
左の胸も、彼の手で形を整えられるような
卑猥な揉まれ方になる。

ハルと共に荒くなっていく彼の鼻息に
ハルはさらに興奮を煽られてしまう。
音を立てず、ハルを気持ちよくすることだけに重点を置くように
白い膨らみへキスと愛撫が送られ続ける。

「ハルの乳首ってかわいいね」
乳首が刺激を求めてすっかり勃起してしまったところで
彼が不意にそう言った。
「え……?」

「普段はちっちゃくうずくまってるくせに
揉まれて勃起しちゃうと背伸びして
もっとしてほしいって言ってるみたいになる」
「私みたいって言いたいの?」
「いや。ハルもこれくらい正直になってほしいってこと」
「ぁッ…」
大津川が急にハルの乳首を口に含んだ。
もう片方は人質でも取るように人差し指で先端を押さえられた。

そして、舌と指で二つの乳首を同時に刺激してきた。
「ぁぁっ……ゃっ……んっ……
ああッ……はぁんッ!」
激しすぎないのに、気持ちよすぎる、そんな愛撫。
ハルがどのくらいの刺激で一番気持ちよく思うか
もう完全に知られてしまっている。
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