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優しいヒトに虐められてます。
第4章 始まる快楽と恥
「普段マッサージとか受ける?
肩こりとか美容とか」

「いえ、受けたことはないです」
「まあ、肩こるほどなさそうだもんね」

「?」
最初は意味がわからなかったが
大津川の視線をたどると
ハルの顔より少し下の……

「っ……!」
慌てて彼の視線から隠す。
よ、余計なお世話ですッ!

完全にセクハラ発言だったが
素直に怒れる立場にはないので許すしかない。

「で、どう? 変なことしないのは
宣誓機能に誓った通りだし
君が帰るにもまだ下着が乾いてないから…

それに資格はないけど、ある程度は
君の疲労も取れると思うよ。
僕の方もリラックス時のデータが得られるし。
まさに一石二鳥だと思うけど」
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