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優しいヒトに虐められてます。
第17章 恋人
「トウキくんは?」

尋ねると、彼はハルの背中に手を回して抱き寄せてきた。
耳元で囁くように言う。
「僕は、ハルのだらしないところとか
ちょっと抜けてるところとか
いろいろ知ったけど、一個も嫌には感じなかった。
むしろこっちがしっかりしてやらなきゃなって、思った。
というか、実は自分が嫌われるんじゃないかってことばっかり
心配してた。
ごめんね、ハルのこと好きすぎて、何かこっちが変態みたいで」

「フフ。いいよ。私もちょっと自分のこと心配してた。
で、それで終わり?」
「ん? ああ……」
彼は思い出したように
「これからも一緒にいたい」
と、静かに誓いのキスを頬にしてくれた。

ハルは彼の両脇から腕を入れて抱きつき、聞いた。
「じゃあ、エッチする?」
月明かりでうっすらと青い暗闇にそぐう声で囁く。
「フフ。いいけど、こんなところでいいの?」

「別にいいよ。下に寝袋敷いてあるし」
「シーツ代わりにしては随分と面積が狭いね。
あと、明日の僕の寝床が……」
「明日からは寝袋いらないでしょ?」
「フッ。毎晩襲う気?」
ハルと大津川は微笑みあいながら、その場で唇を重ねた。
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