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第17章 恋人

「あのー、ハルさん。こっちはもう射精しちゃった――」
「大丈夫」

トウキをびっくりするくらいの力でベッドに押し倒し
例の卑猥なポーズでしぼんだペニスを口に含んだ。
「ちょっ、ちょっとハルさん！
男はそう何度もイケないってば！」
「そうなの？　でもほら、元気出てきたみたいだよ？」

そりゃあこんなエロいことされたら
また勃っちゃうけどさ……

「ん？」
生理的に回避できず勃起したトウキのペニスを咥え
ハルが不思議そうに見つめてくる。

「はぁ……」
トウキは諦めることにした。
確かに、ハルをここまで卑猥に育て上げた自分が悪い。
おそらく今からこってり搾り取られるのだろう。
あと何回射精を強要されることか。

まぁ、あれだ。
お互い気持ち良ければいいか……

ハルのフェラが本格的に始まり
トウキのペニスはいよいよ先ほどまでの硬さを取り戻した。
「ぐっ……！！　何でハルはやるたび
フェラがうまくなってんのさッ！！」
「んふふっ」

これじゃほんとに何回イカせられることか。
くそぅ、まさか本番ではいつもの逆になるなんて。

――この後トウキはめちゃくちゃ射精した。