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堕とされる
第1章 罠
『今度の金曜の夜まで射精禁止ね。シンにはとっても気持ち良くなって欲しいから、1週間頑張って溜めてね♡』

そんな彼女のセリフに馬鹿正直に俺はオナ禁する事にした。
彼女はどうやら結婚前に風俗系で働いた事があるらしく、テクには自信があるそうで、一体どんな風に俺を気持ち良くしてくれるのかと、期待に満ちていた俺は、人生で初めて1週間もオナニーを禁止する事にしたのだが、1日でも抜かないだけでムラムラしっ放しだというのに、それが1週間ときたものだから、仕事中にうっかりエロい事を考えて、スラックスの股間部分を何度も膨らませてしまったものだ。


だが今日は彼女と会う花の金曜日。
漸く俺はこの身体の疼きから解放される。
絶対に残業なんかしない!そう誓った俺は、いつも以上に集中して仕事に取り組んでいた。
しかしそんな俺を、遠目でニヤニヤ見ている人物がいるとはこの時の俺には知らなかった。


いつにも増して集中して仕事を早く終わらせた俺は、待ち合わせ場所のバーまでウキウキとした軽い足取りで向かった。
花金ともあって駅周辺の繁華街は、仕事終わりのサラリーマンやOLの姿がよく目に付く。
人でごった返すメインストリートから少し離れたエリアにあるそのバーは、外観からして落ち着いた雰囲気を醸し出しており、中に入れば上品なアルコールの香りが俺を出迎えてくれる。
さすが落ち着いた店、バカみたいに酔っ払って騒ぐような下品な輩など皆無で、それぞれのテーブルには、声のトーンを抑えながらも、アルコールを楽しむ客の姿が見える。


ふとカウンターの奥を見れば、目的の女性が既にフルートグラスを片手に、バーテンダーと気分良く盛り上がっているようだった。
俺はそっと彼女の隣の空いた席に座ると、1杯目の注文にいつもの飲み会の癖でビールを頼んでしまう。


「遅くなって悪い」
「ううん、こっちこそ先に飲んじゃってごめんね」

言いながら彼女が足を組み替えると、短いスカートのおかげで彼女の綺麗な白い太ももが露わになり、即俺の下半身が反応し始める。


「まずは乾杯しましょうね」

そう言ってジョッキとグラスを小さく鳴らして乾杯すると、黄金色の液体の入ったジョッキを傾けて、勢いよく喉を鳴らす。
火照った身体に冷えたビールが染み渡る。


「お疲れ様」

そう言って優しく微笑む彼女に、笑顔で応えた。

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