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淫獄家族
第1章 ー嵐の前の静けさー

「はーい。」
『また、お友達かー。最近のママ、前より明るくなってきたし。いいことだけど…』
客間にしている部屋の窓を開け、サンダルを履いてから洗濯物をひとつひとつ大きな篭に入れて、部屋に上がり、畳み始めた。
廊下からは、晃子の楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
「ふぅ。終わったーーーっ!!」
畳み終えた洗濯物の前に大の字で寝転がる。
『本当にママ達、離婚するのかな?』
先月の終わり、たまたまいつものラジオ放送を聞いても眠れなくて、下に降りていったら、パパとママがリビングで何か話してるのが聞こえた。
『離婚?』
というパパの驚いた声だけ、ハッキリと聞こえてきたけど…
あれから2週間たっても、離婚する事もなく普通に夫婦してる。
「大人って…夫婦って、わかんなーい!!」
『また、お友達かー。最近のママ、前より明るくなってきたし。いいことだけど…』
客間にしている部屋の窓を開け、サンダルを履いてから洗濯物をひとつひとつ大きな篭に入れて、部屋に上がり、畳み始めた。
廊下からは、晃子の楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
「ふぅ。終わったーーーっ!!」
畳み終えた洗濯物の前に大の字で寝転がる。
『本当にママ達、離婚するのかな?』
先月の終わり、たまたまいつものラジオ放送を聞いても眠れなくて、下に降りていったら、パパとママがリビングで何か話してるのが聞こえた。
『離婚?』
というパパの驚いた声だけ、ハッキリと聞こえてきたけど…
あれから2週間たっても、離婚する事もなく普通に夫婦してる。
「大人って…夫婦って、わかんなーい!!」

