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仮初めの恋人
第1章 快楽を宿して~飯田奈緒美の依頼~
「あっ……シンジっ、そこっ……噛んでっ……」
奈緒美(なおみ)はシーツをぎゅっと握りながら甲高い声でねだった。
シンジと呼ばれた男は彼女の股の間に顔を埋めたまま、心得た力加減で歯を立てずにそこを噛む。
「んっ……あぁ……上手っ……シンジ、最高……」
背筋を大きく反らした奈緒美の目は虚ろであった。
シンジと呼んでいるが、奈緒美はこの男の本当の名前を知らない。
シンジという名前は彼女が決めた名前である。
男は言われた通りに噛み続けるのではなく、舐めたり舌で弾いたりということを挟みつつ、奈緒美を悦ばせていた。
「あうっ……うっ……も、もうイクかもっ……」
シンジと肌を重ねるのは三度目だが、その度に奈緒美は彼の魅力に溶けていく。
テクニックもさることながら、その所作には心が籠もっているのが彼女を悦ばせていた。
奈緒美(なおみ)はシーツをぎゅっと握りながら甲高い声でねだった。
シンジと呼ばれた男は彼女の股の間に顔を埋めたまま、心得た力加減で歯を立てずにそこを噛む。
「んっ……あぁ……上手っ……シンジ、最高……」
背筋を大きく反らした奈緒美の目は虚ろであった。
シンジと呼んでいるが、奈緒美はこの男の本当の名前を知らない。
シンジという名前は彼女が決めた名前である。
男は言われた通りに噛み続けるのではなく、舐めたり舌で弾いたりということを挟みつつ、奈緒美を悦ばせていた。
「あうっ……うっ……も、もうイクかもっ……」
シンジと肌を重ねるのは三度目だが、その度に奈緒美は彼の魅力に溶けていく。
テクニックもさることながら、その所作には心が籠もっているのが彼女を悦ばせていた。