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仮初めの恋人
第1章 快楽を宿して~飯田奈緒美の依頼~
シンジは『仮初めの恋人』という彼氏になってくれるサービスを提供している会社の人間だ。
ホストクラブなどにも通っていた奈緒美は、大した抵抗もなく好奇心でそのサービスを利用してみた。
そして一度目ですっかり嵌まってしまった。
「まだイカせないよ、奈緒美さん」
脚をピンと伸ばして絶頂を迎えようとしていた奈緒美は突然責めを止められてしまい、前のめりに転びそうな心持ちにさせられた。
「やっ……やめないでっ!」
恨めしそうに睨むが、シンジは口角を斜めに上げてにやりと笑うだけであった。
客とサービス従事者という関係ではあるが、彼は客が命じたままに従うような単調な男ではなかった。
どうして欲しいとか口で言ってもその通りにはせず、しかしもっと客が悦ぶように導いてくれる。
そこがまた奈緒美が魅せられた理由でもあった。
ホストクラブなどにも通っていた奈緒美は、大した抵抗もなく好奇心でそのサービスを利用してみた。
そして一度目ですっかり嵌まってしまった。
「まだイカせないよ、奈緒美さん」
脚をピンと伸ばして絶頂を迎えようとしていた奈緒美は突然責めを止められてしまい、前のめりに転びそうな心持ちにさせられた。
「やっ……やめないでっ!」
恨めしそうに睨むが、シンジは口角を斜めに上げてにやりと笑うだけであった。
客とサービス従事者という関係ではあるが、彼は客が命じたままに従うような単調な男ではなかった。
どうして欲しいとか口で言ってもその通りにはせず、しかしもっと客が悦ぶように導いてくれる。
そこがまた奈緒美が魅せられた理由でもあった。