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安田博の性犯罪録
第1章 女子大生・吉田さやか 1
さやかはその言葉を聞いた瞬間、すべてを諦めた。
私は今日ここでこの男とセックスをするんだ。
でも…


「…はい。お願いします、でも…」


「でも…?」


「…避妊してください」


さやかは精一杯願いを込めて言った。妊娠だけはしたくない。
安田は少し考えて言った。


「…いいぜ。お前が素直におれの指示に従ったらな。」


安田は避妊する気など毛頭なかった。自分のたまった精液をすべてこの女の膣内に放出するつもりだった。
しかし、素直に言うことを聞かせるには、こう言っておくのが一番いい。
安田は考えた。


「はい、わかりました」


「じゃあまず、このカメラの前で証言してもらうか。」


安田は、携帯電話のカメラを動画モードにしてさやかに向けた。
さやかは反射的に身構えて顔を背ける。


「大丈夫、誰にも見せたりしない、ただの証拠だよ」


「あの…何をすれば…」


「これはレイプじゃない、愛のあるセックスだというこの証明だよ」


安田は右手で動画を撮影しながらゆっくりとさやかの体を抱き寄せて撫でまわした。
そしてさやかにキスをした。横顔を動画で撮影しながら。


「ほら、大好きです、は?」

「大好きです…」

「セックスしてください、は?」

「セックスしてください…」

「おちんちん入れてください、は?」

「おちんちん入れてください…」


さやかはそのまま安田のセリフを復唱した。


この動画を見た100人中100人が無理やりやらされていると感じるだろう。
しかし安田にとってそんなことはどうでもよかった。
この動画をバラまくぞ、という脅しに使う目的なのだから。


さやかの思考能力は極端に低下していた。
というよりも諦めていた。早く…早く終わってほしい。
それをただ願っていた。


「よし、じゃあ入れてやるからそこのベッドに座れ。さっきと同じ姿勢だ」




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