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恋人上司と秘密の甘い夜
第1章 恋
「いえ、大丈夫です」
「そうか。気晴らしに仕事が終わったらボーリングにでも行かないか?
月一に他の課の人達と集まって一緒にやってるんだけど、腕が鈍ってるから練習したくてな」
これは後藤さんと仲良くなれるチャンスがきた……!
疲れているけど上司に付き合うくらいの体力は残っている。
「私もしたかったんで行きたいです」
「梨木さんもボーリングしたかったのか。じゃあ、コピー終わったら今日の仕事は終わりってことで。午後8時に○○ボーリングで待ち合わせでいいか?」
「はい!分かりました」
元気よく返事をすると、二ッと笑った後藤さんは印刷室から出て行った。