この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋人上司と秘密の甘い夜
第6章 恋人上司
木曜日の朝。
あと二週間で今の仕事が終わるため、午前中だけ休みをもらって職業安定所に行った。
受付でもらった番号札に書いてある席に座ってパソコンを順に操作して求人を探す。
事務の求人を何件か見つけて職員に相談しにいった。
「転職を考えていて、この求人が良いなって思ったんですけど……」
印刷した求人を渡して見てもらった。
「今の仕事はどんな内容なんですか?」
「えっと……、コピー取りにお茶出しに……」
「それならこの求人がいいんじゃないでしょうか?」
事務補佐。コピー取り、お茶出し、パソコン入力……
正社員登用有
大体、今と同じ仕事内容だった。しかも正社員になれる道もある。
「いい…ですね」
「それでは今は募集してるか電話して聞いてみますね」
「お願いします」
職員の人に聞いてもらった結果、丁度一人募集しているようだった。
私はその会社の面接を受けることにした。