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恋人上司と秘密の甘い夜
第7章 【After Story】契約
職場では上司、裏では彼氏の人が給湯室に顔を出して助け舟を出してくれる。
「後藤くんがそう言うなら仕方ないわね~」
そして飯近さんが後藤さんに甘いのは変わらない。
「あ、梨木さん。今日もコピーする資料が多いから頑張ってくれ」
「はーい。そう言えば昨日頼まれてた郵便物、全部ポストに投函しておきました」
「どうもね」
小さく微笑んで去っていく後藤さんに癒される私。
この仕事での嫌なことも、楽しいことも慣れてきた今日この頃。
5ヶ月前に悩んでいた出来事が再びやってきた。
でも今はどうするか悩んでいない。
答えは決めていたから――