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恋人上司と秘密の甘い夜
第7章 【After Story】契約
その答えを書いた紙を課長に渡してコピーに取り掛かる。
今日はこのコピーだけで結構時間を潰せそうだ。
もうすぐこの簡単な作業の仕事とはお別れ。まあ、コピー機を使う機会は絶対にあると思うけど。
慣れた手つきで紙をセットしてボタンを押す。
機械が動き始めてから、ふぅっと肩を落とした。
今は飯近さんから解放されてリラックスできる時。
貴重な時間だ。
「梨木さん、例の用紙は課長に渡した?」
ガチャッとドアが開いて、後藤さんが私の様子を見に来る。
「渡しました。大丈夫だそうです」