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恋人上司と秘密の甘い夜
第7章 【After Story】契約

「きっ、気のせいじゃないですか?」

「いいえ。あれはあなた達だったわ。16時に××橋のところを通っていたでしょ」


「…………」


ぴったりと当たっていて何も言えなかった。


「この前も後藤君が梨木さんにキスしているところを見てしまったし、やっぱりあなた達は付き合っていたのね」

「すっ、……すみません」

「あれほどダメだと言ったのに分からない子なんだから」


そう言い捨てて飯近さんはトイレから出て行った。

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