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恋人上司と秘密の甘い夜
第5章 秘密
でも私は後藤さんが好きだから受け入れてあげたい。
いくらスマホをつまむように触れられたって、体をふやけるまで洗われたっていい。
この人が好きだから耐えられる。
「好きならそれくらいで振りません!それにプレッシャーなんて感じませんし、そう言う理由があるなら後藤さんに嫌な思いをさせないように私も頑張ります」
「藍紗はやっぱり優しいな。そういうところも好きだ」
軽いキスをして安堵した顔を向ける。
私も不安があったように、後藤さんも大きな不安を抱えていたんだ。
部下にも部下の悩み、上司にも上司の悩みがあるように……――
「そろそろ、お風呂にでもいきますか」
「随分と分かってきたな」
「物分かりがいい部下になれてきましたかね?」
「ああ……。とても頼りになる部下、……そして恋人だ」