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運命の人
第2章 デート
図書館のパートは、週に3日火水金しかない

今日は、木曜日

休みだ

あれ?何で健人は、休みだと知っていたんだろう?

私、話したっけ?

朝食の支度していると、樹が着替えていすに座る

テレビをつけて、朝食を食べていくのを見ると、テレビでは、女優さんが第1子妊娠と出ている

イライラして、チャンネルを変えると、サッカー選手の授かり婚ニュースが出ている

何で、みんな妊娠してるのよ。。。

最近、妊娠の話題はイライラしてくる

私だけ欠陥みたいに感じて、人の幸せを受け入れられない

チャンネルをパチパチ変える私に、樹が怒った声で名前を呼んでくる


「美海?」


「っ。。。」


「テレビが見られない」


諦めて、リモコンを置くと、呑気な旦那は気づかないで「あの女優さん、妊娠したんだ?」って一人言を言っている


「ごちそうさま

今日、休みだろ?

出かけるの?」


「うん、友達と買い物に行く」


「買いすぎるなよ?」


「わかってるわよ」


樹は、お金にうるさい

結婚してからは、外食もほとんどないし、買い物したものも、チェックしてくる


「いってらっしゃい」


樹を見送って誰もいないリビングでは、テレビがまだ妊娠報道している

テレビを消して、片付けていく

クローゼットを開けて、何を着ようか悩む

あんまり、はりきりすぎてない服がいいよね。。。

裾が長めのワンピースを着る

髪をセットして、化粧していく

こんなにドキドキして準備するのは、初めてかもしれない。。。

昨日の樹は変だった

土曜日、ラブホテルなんて行きたくない

いっそのこと、生理なことにして、断るか。。。

憂うつだな。。。

時間を気にしながら、携帯を見る

鏡の前でくるりと回りチェックしていく


よし、かわいい


自分を誉めて、笑顔で家から出た

榊建築事務所は、図書館の裏にあった

こんなに近いのに気づかなかった


ピンポーン


チャイムを鳴らしていくと、指が震える


「入って?」


インターフォン越しに聞こえた声にドキリとする

ドアを開くと、中から声がする


「少し、座って待ってて?」


中に入っていくと、ソファーがある

ソファーに座って周りを見渡していく





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