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運命の人
第19章 帰省ー2
健人の部屋の窓を開いていくと、冷たい空気が入ってくる

布団をベランダに干していくと寒い

そのまま、ベランダから拓人の部屋の窓をノックした

中を見たら、ベッドで寝転がっている


コン コン


カーテンが開いて、窓が開いていく


「お前、寒くないの?」


窓が開いた瞬間、中から暖かい空気がかかる


「寒いに決まってるでしょっ?

布団干すからちょうだい?」


「いいよ、別に」


「最後に干したのいつか、答えられるの?」


健人の布団は、泊まりに来た日の朝に干したから気にならなかったけど、今朝のお義姉さんと子供達の部屋の臭いは、ヤバかった。。。

海人がその部屋にいたのかと思うと、いてもたってもいられず、全員分の布団を干して掃除していたのだ

あとは、拓人の部屋だけ。。。

窓から強引に入っていき、枕カバーを取ろうとすると、慌てた拓人が私を押し倒してきた


「あ。。。ごめん。。。」


枕の下からゴムが出てきて掴んだからだ


「勝手にさわるなよ。。。

てか、この状況で文句は言われないよな?」


ふいに押し倒されたが、そのまま抱きついてくる拓人から逃げようとする


「健人っ」


窓から健人が入ってきて、拓人を引き離していくのが見えた


「おーい?どういうことで、ベッドに押し倒されたんだ?」


健人が私の腕を抑えてくる


「枕の下からコレが。。。出て来て。。。

拓人が私から取ろうとしたの。。。」


私の手からゴムを取りあげていく


「美海が勝手にさわるからだろ?」


拓人が健人の後ろから見える


「健人、起こしてよ。。。?」


「はあっ。。。何やってんだよっ。。。」


健人が私を起こしていくと、拓人がケラケラ笑いながら健人に耳打ちしている


「なあに?」


怒っていく健人を他所に、拓人が笑いながら私を小突いてくる


「3人でシテもいいよ?って言っただけ。。。」


「誰がするかっ。。。バカ兄貴っ」


拓人は、からかってるだけだと、無視してシーツを外していく

じゃれあう二人を無視して布団を干していく

部屋の中からは、まだ言い合う声が聞こえている

ベランダから、健人の部屋に戻って、シーツを洗濯機に入れた


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