この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
運命の人
第19章 帰省ー2
泣き出した海人を見て慌てる健人をすり抜けて、海人を抱き上げていく


暗い部屋の中で声だけが聞こえてくる


「ごめん。。。」


さっき、謝った拓人と同じ声だった


泣き止んだ海人を健人に渡すと、海人を抱きしめていくのが見える

健人の背中に抱きついていくと、体がビクッとなるのがわかる


「健人。。。好きよ。。。」


「っ。。。わかってるよ。。。?


ごめん。。。ちょっとイライラしてた。。。」


「うん。。。」


ギュッと抱きついていくと、私の手の上から手が重なる


暗い部屋の中で健人がどんな顔をしているのかは、わからない。。。


それは、健人も同じだろう。。。


「美海。。。寝ようか。。。?

海人も、寝たよ。。。?」


手を離すと、健人が海人をベッドに置いていく



「来いよ?」



暗い中で健人が私を呼んでいる手が見える




私は、健人が好きだ。。。


あの日、樹から拐ってくれた手を見る


でも、拓人を嫌いになれない。。。


背中越しに聞こえた、ごめん。。。が心に突き刺さる


震える手で、健人の手に重ねていく



「怖い。。。?」



月明かりに見える妖艶な顔に、欲情していく



抱きついていくと、甘いキスしてくれる




溺れるほど、感じたい。。。



キスを重ねていくと、体が熱くなるのがわかる


「美海。。。ずっと好きだった。。。


ずっと一緒にいて。。。」


切ない健人の声に、泣きそうになる




「ずっと一緒でしょう?




繋いだ手を、離さないで。。。?




好き。。。」


手が重なり、繋いでいく


重なる手に、力が入ってくる

キスしているだけで感じているのを知られたくないが、健人は気づいているだろう。。。


「美海。。。どうしたい。。。?」


すでに、息が上がっている私を、月明かりを浴びた健人が見る


「抱いてほしい。。。


健人で、満たして。。。?」


手を握り返すと、妖艶に笑う


「了解」


重なる手が離れて、胸をさわりながらキスしてくる


服を肌けさせて隙間から手が入ってくる


早くさわってほしい。。。


欲情している私をからかうように、手がさわる

私の1番さわってほしいと思うソコに、指が近づいた瞬間、泣き声が聞こえてきた

/350ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ