この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
運命の人
第19章 帰省ー2
動けない私を無視して、首筋を舐めてから吸い付いてくる


「っ。。。イヤっ。。。」


あまりに大きな声が出たのに驚いたのか、拓人が私を離した

体が離れたが、ドキドキと鼓動が止まらない。。。

赤い顔を隠すように、背を向けて冷蔵庫を開ける


「大したものは作れないからね。。。」


無言で料理していく

背中に視線を感じる



「みぃ。。。?



ごめん。。。」




背中越しに聞こえてきた声は泣きそうな声だった。。。


キュンとなり、振り向きたくなる衝動を押さえていく


沈黙になると、声が聞こえた。。。




「何が、ごめんなの。。。?」



振り向くと、いつの間にか出てきた健人と子供達がいた

拓人が笑いながら答えていく



「ごめん。。。バニラ食べた」


「ええっ?」


子供達は、冷蔵庫を開けてアイスを出していく


「健人の分、なくなった。。。」


笑いながら、子供達に話している



健人は、笑っていなかった。。。



「健人?」


私が健人を見ると、何もなかったように笑い出していく


でも、目が笑っていない。。。

拓人を見ると、拓人の目も笑っていなかった。。。


二人とも、子供達に気を使い我慢しているんだろう。。。

子供達がいなくなり、沈黙が流れてくる

料理する音しか聞こえない。。。


背中に刺さる視線が痛い。。。


出来た料理を出すと、空気が読めない拓人が美味しそうに食べていく


「美味い。。。

美海の料理は美味しいな?」


「それは、どうも。。。」


「美海が奥さんだったら、幸せだったかもな?」


笑いながら私を見る拓人を見る


「美海、行くぞ?」


手を引っ張り健人の部屋に連れて行かれてしまう


「拓人?」


「ん?」


「食器は洗っておいてっ」


この状況に間抜けな会話だと思ったのか、拓人がケラケラ笑う声が聞こえていた


健人の部屋に入ると、強引にキスしてくる


手が無理やり、服を脱がせてくるのを押さえていく



「ダメ。。。?」


拒まれて傷ついた顔をする健人を見る


「兄貴ならいいのかよっ?」


急に、怒鳴った健人に抱きついていく


「海人。。。そこに寝てるよ。。。?」


我に返ったように健人が海人を見ると、大きな声にびっくりしたのか、泣き出した




/350ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ